人材派遣・紹介軒並み増収、再就職支援は苦戦(2004年6月24日付日経)
ジャスダック市場に上場する主な人材関連企業の今期業績は、明暗を分けたようである。人材派遣・紹介は、企業が不足する人材を派遣社員や中途採用で補う動きが加速。増収効果になっているようである。逆に再就職支援は、大型リストラが一巡したため、減収となったようである。
インテリジェンスの2004年9月期は、2期連続で最高益を更新しそうである。人材紹介では金融、医療分野で正社員の中途採用が活発化している。年間の紹介人数は5,000人弱と4割増える。ピープルスタッフの2004年3月期は5%増益。愛知万博、中部国際空港の特需なども追い風となっている。パソナテックはシステム開発の堅調な需要などを背景に、月間平均の派遣人数は13%増の1650人に増加。バックスグループは、携帯電話会社などからの営業アウトソーシングの受注が増加している。
これに対し、日本ドレークビームモリン、ヒューマネジメントなどアウトプレースメント(再就職支援)を行っている2社は2けたの減収となった。これは、電機メーカーのリストラの一巡、単価下落などが背景となっているようである。
今年初め頃から、当事務所のお客様企業である人材派遣、紹介、業務請負企業などから、「このような人材を抱えている人材ビジネス会社を知らないか」という問い合わせが数件続き、お客様同士を引き合わせる機会が増えてきた。つまり、昨年とは異なり、企業側が増員傾向を打ち出した結果として、人材ビジネス会社にも多様な人材の引き合いが出始めていたのであるが、上場、公開会社の今回の決算をみても、その傾向が出たようである。
当事務所併設人材ビジネス研究会でも、このようなことをふまえ、人材ビジネス事業者間のネットワークの再構築に向けて動き出す予定である。7月21日(水)にそのための準備交流会を開催する予定である。このような交流会に興味のある人材ビジネス事業者の方は、当事務所までご連絡下さい。
ともかく、人材派遣、紹介ビジネスは今後も成長市場として存在を続けることであろう(角野)。
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