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★JAZZ★

ジャズレコード収集歴7年の角野浩がお薦めのアルバム、アーティストを紹介するコーナーです。

第6回推薦アルバム「CHET BAKER SINGS」(CHET BAKER,PACIFIC JAZZ)

musical_note.gif第6回推薦アルバムは、チェット・ベイカー「チェット・ベイカー・シングス」ですmusical_note.gif

今回は、チェット・ベイカー(ジャケット写真)の「チェット・ベイカー・シングス」を紹介します。

これまでこの欄では、いわゆるイースト・コースト・ジャズと呼ばれる、ニューヨークを中心とした、黒人のブルース・フィーリングたっぷりの、いわば本流のジャズをご紹介してきましたが、ここで一休みします。今回のご紹介するアルバムは、ジャケット写真からもおわかりのように、白人のチェット・ベイカーが歌い、トランペットも演奏をするもので、白人を中心とした西海岸で盛んであった、ウェスト・コーストジャズの代表選手のご紹介です。

このアルバムは、いわゆるジャズが苦手の方にもとりつきやすいアルバムで、普段ポップスしか聴かない方でも入りこめる内容です。何よりおしゃれと言えるでしょう。2,3年前,以前にアラン・ドロンが主演した「太陽がいっぱい」をリメイクした「リプリー」という映画を妻と一緒に見に行きましたが、この中でもこのジャケットやアルバムの曲が出てきます。また、10数年前関西テレビの深夜枠で、いわゆる映画の名画を紹介する番組がありましたが、そこでもチェット・ベイカー・シングスが使われていたのを記憶しています。「あ、どこかで聴いたことあるな」というのがこのアルバムかもしれません。

まず、このアルバムを聴かれた方は、このボーカルは女性なのではないかと思われるかもしれません。今風にいうと“ニューハーフ”的ボイス、中性的ボイスなのが特徴です。曲は、どれも良いのですが、中でもB面4曲目「マイ・ファニー・バレンタイン」は聞き物です。良くバレンタインデーの時期にFMで流れることもありますが、実はこの曲のバレンタインと、聖バレンタインは全く無関係。この曲のバレンタインは、女性の名前のことです。

 また、やはり当然というか、チェット・ベイカーのトランペットは最高です。一時期、マイルス・デイビスよりも人気があったこともあり、そのリリカルな音色に聴き入ってしまいます。

アルバムデータ 1954年2月15日、1956年7月23日、30日録音

曲名 SIDE1@THAT OLD FEELING AIT’S ALWAYS YOU BLIKE SOMEONE IN LOVE CMY IDEAL DI’VE NEVER BEEN IN LOVE BEFORE E MY BODY SIDE2 @BUT NOT FOR ME ATIME AFTER TIME B I GET ALONG WITHOUT YOU VERY WELL CMY FUNNY VALENTINE DTHERE WILL NEVER BE ANOTHER YOU E THE THILL IS GONE F I FALL IN LOVE TOO EASIlLY G LOOK FOR THE SIlVER LINNING 

パーソネル  チェット・ベイカー(ボーカル,トランペット)ラス・フリーマン(ピアノ) ジェームス・ボンド、カーソン・スミス(ベース)ボブ・ニール、ローレンス・マラブル、ピーター・リットマン(ドラムス)

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