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★JAZZ★ジャズレコード収集歴約10年の角野浩がお薦めのアルバム、アーティストを紹介するコーナーです。 第18回推薦アルバム「LEAPIN’ AND LOPIN’」(SONNY CLARK.)
桜の季節も過ぎ、もうすぐゴールデン・ウィークも始まります。やっと暖かい気候となり、良い季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。ジャズのコーナー、今年2回目の更新となります。年始にお約束したとおり、今年は最低4シーズンこのコーナーを更新することが私のノルマとなっています。 さて、今年2回目のお勧めアルバムは、ソニー・クラークの「リーピン・アンド・ローピン」です。このアルバムは、私の大好きなピアニストソニー・クラーク名義の最後のアルバムであり、この季節春を感じさせる曲が入ったアルバムです。 まずジャケットですが、これは×ですね。このコーナーでもしきりに強調しているように、まずレコードは、ジャケット。ところがこのアルバムのソニー・クラークは、少し体の具合が悪いのではないかと思わせる表情です。重度の麻薬中毒であったソニー・クラークは、このアルバムを最後に31歳という若さで亡くなっているのですが、このジャケットからそれを伺わせると思うのは私だけでしょうか。 しかし、このいけてないジャケットとは裏腹に中身、特に個人的にはA面の演奏は最高です。 推薦曲はアルバムA面2曲目「ディープ・イン・ア・ドリーム」、3曲目「メロディー・フォー・C」です。特に2曲目「ディープ・イン・ア・ドリーム」は、ソニー・クラークのソロで始まるスローバローです。アイク・ケベックのソロが曲途中から参加する部分は鳥肌が立つくらいの絶品です。まさに両者の息がぴったりとあった演奏です。この曲が終わり、3曲目「メロディー・フォー・C」快調な曲調で、特にソニー・クラークのソロがまさに「はねる」ピアノであり、ご機嫌な華やかなナンバーです。両演奏共に、この春の季節にぴったりです。 私角野は2000年1月15日に新大阪で結婚式をしたのですが、その結婚披露宴の乾杯の音頭を先輩に取ってもらった後に、実はこの「メロディー・フォー・C」を流しました。結婚式の準備は、何かと大変で、疲れた記憶が強いのですが、私と妻が好きな曲を披露宴の間に流せるという演出があり、セリーヌ・ディオンなどの曲を流したのですが、その1曲の中に私のこだわりでこの「メロディー・フォー・C」を流しました。実際に使った私がいうのも手前味噌ですが、この「メロディー・フォー・C」は華やかなパーティーなどのバックグランドとして使うと、その場が盛り上がる、そんな演奏なのです。是非お聴き下さい。 ソニー・クラークは「ピアノの詩人」とも評されていますが、ブルー・ノートの黄金期を支えたピアニストであり、早世したがゆえに、この最後のアルバムは、胸に打つものがあります(2007年4月21日、角野)。 アルバムデータ 1961年11月録音 曲名 SIDE1@サムシン・スペシャルAディープ・イン・ア・ドリームBメロディー・フォー・C SIDE2 @エリック・ウォークスAブードゥー B ミッドナイト・マンボ パーソネル ソニー・クラーク(ピアノ)トミー・タレタイン(トランペット)アイク・ケベック(テナー・サックス)ブッチ・ウォーレン(ベース)ビリー・ヒギンズ(ドラム)
★これまでの推薦アルバム★
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