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★JAZZ★ジャズレコード収集歴約10年の角野浩がお薦めのアルバム、アーティストを紹介するコーナーです。 第15回推薦アルバム「GO MAN!」(SONYY CRISS)
暑中お見舞い申しあげます。またまた約半年ぶりのジャズの更新で、いつも更新が遅れて申し訳ありません。空梅雨と思われていた今年の梅雨も、ここ数日やっと梅雨空が戻り、今日ここ大阪も朝から雨です。この梅雨が明ければ2005年夏の始まりですね。 この梅雨の時期になると、私が大学4回生の6月、1983年の夏ですが、山下達郎の「Melodies」というアルバムを、梅田のエストの奥にあったレコード店で買ったことをなぜか思い出します。この年の4月、私は大学で参加していた学生運動から身を引き、大学の運動関係のメンバーから逃げるように接触を断ちました。いやになったんですね。そして4月からは現在も宝塚にある老舗のイタリア料理店「アモーレ・アベーラ」でウェイターのアルバイトを始め、そこのアルバイトの関学、甲南、松蔭女子大などの友達と、よく三宮のディスコに行きました。また友達2人と三宮の「XANADU(キサナドゥ)」というディスコに行った時に、その後数年付き合うことになる彼女とも、この年の6月頃に知り合っています。この「Melodies」というアルバムには、その後大ヒットとなる「クリスマス・イブ」が入っていましたが、「高気圧ガール」など本当に1983年の夏を思い出させる曲が詰まっていました。 さて今回の推薦アルバムの推薦曲は、A面1曲目の「サマータイム」です。まさに夏の曲。この頃のソニー・クリスのアルト・サックスは、少しに「耳につく」音、ちょっと耳が疲れる感じで、好き嫌いのはっきりする音感だと思います。 このソニー・クリスは晩年「サタデイ・モーニング」等の本当に渋い(!)アルバムを出しているのですが、1977年11月19日、50歳の誕生日を迎えた直後にピストル自殺で自らの命を絶っています。そういう目でこの最後の「サタデイ・モーニング」を聴くと、何か鬼気迫るものを感じてしまいます。確か作家の村上春樹氏が、このソニー・クリスの「アップ,アップ アンド ウェイ」というアルバムの日本版解説も書いておられます。 また、このアルバムには、私の大好きなピアニストソニー・クラークも参加しています。その後のブルー・ノート時代のような翳りあるプレイではありませんが、その後のクラークの足跡をたどる意味でも、クラークファンは必聴ですね。 このアルバムは、神戸の中古レコード屋さんで見つけたものです。なかなかこのような名盤をアナログで入手するのは難しいのですが、ジャズレコードとは、本当に一期一会の出会いですね。 また、ジャケットが本当にお洒落です。お洒落なお店にそのまま飾っても、結構いけますね。 アナログでの入手は困難ですが、CDであればすどこにでも売っている名盤です。是非お探しの上お聴き下さい(2005年7月2日、角野)。 アルバムデータ 1956年2月録音 曲名 SIDE1@サマータイムAメモリーズ・オブ・ユー B ウェイリン・ウイズ・ジョー Cハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャンDザ・ブルース・フォー・ローズEザ・マン・アイ・ラブ SIDE2 @本当のことがわかるまで Aブルー・プレリュードBアフター・ユーブ・ゴーンC降っても晴れても Dハウ・ハイ・ザ・ムーンEイフ・アイ・ハド・ユー パーソネル ソニー・クリス(アルトサックス)ソニー・クラーク(ピアノ)ルロイ・ビネガー(ベース)ローレンス・マラブル(ドラム)
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