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★JAZZ★

ジャズレコード収集歴7年の角野浩がお薦めのアルバム、アーティストを紹介するコーナーです。

ジャズとの出会い

私とジャズとの出会いは、大学1回生の頃になります(約20年前です、1980年の夏です)。当時大学の先輩であったKさんに大阪の上新庄にある某ジャズ喫茶店につれていかれたところから始まります。薄暗く、狭い店内では、JBLの巨大スピーカーから、訳の分からない音楽を流していました。その店内では、黙々と本を読みふける者、目をつぶりじっと曲に聴き入っている者など、普通の喫茶店ではみられないような光景がありました。Kさん曰く「ここでは、ああやって、1時間、2時間と過ごすのが普通なのや」ということ。Kさんと私もその店の一角に陣取り、40,50分くらいコーヒーを飲んだことを記憶しています。なにせ、うるさい。会話ができないのです。もちろん、誰が、どういう曲を演奏しているかなどもわかるはずもありません。しかし私は、その何とも言えない雰囲気が好きになったのでした。

当時は、一方でいわゆるディスコブームで、私も高校時代の友人T、Sなどと連れだって、神戸のディスコに行ったものでした。やはり大音響で音楽がかかっています。私は、それまでの高校時代では味わえなかった特別な雰囲気に魅了されていました。同じように、ジャズ喫茶の何とも言えない雰囲気に、自分が大人になった気分を確認していたのかもしれません。そうして、私も情報誌などを伝って、神戸三宮、元町あたりのジャズ喫茶に一人で行く楽しみを見つけていました。その中では、三宮センター街のはずれにある「木馬」というジャズ喫茶に足繁く通うようになっておりました。何人か高校、大学時代の友人や当時つきあっていた彼女なども連れていきました。ちなみにこの「木馬」は震災の時に全壊し、元町の北側で再営業しているようです。

ただ、当時の私は、このジャズ喫茶の雰囲気を楽しむだけで、アーチストの名前や曲名は一切知らないのでした。今から思うと、コルトレーンのテナーサックスをよく耳にしていたような気がするのですが。(続く)

 

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